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図書館書庫  −作品タイトル50音順に所蔵しています−

はおすすめ作品です。かたつむりさんはアフリエイトなしです。

 

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廃院のミカエル 著者:篠田節子 

 

キャリアウーマンとして活躍していたけれど、社内の姦計によりレバノン事務所に転籍させられてしまった美貴。

赴任後は、その地で内戦が勃発し、彼女は逃げるようにして今度はギリシャへと向かうはめに陥りました。

そこで彼女は偶然濃厚な味わいのある蜂蜜を口にします。

失われたキャリアを取り戻すために、美貴はこの蜂蜜を日本に輸出するプランを思いつきました。

彼女はこの蜂蜜の産地を求めてギリシャの山村に向かいますが、思わぬ事態に巻き込まれてしまうことになります…。

中世の不可思議な雰囲気を伝える読み応えのあるホラー的長編小説です。

 

 

白昼の悪魔 著者:アガサ・クリスティー

 

おなじみの名探偵ポアロさんが活躍するミステリ小説です。

休暇でイギリス南西部のスマグラーズ島へ来ていたところ、殺人事件が起こります。

やはり休暇でここに来ていた旅行者が首をしめて殺されてしまったのです。被害者は元モデル。

宿泊者には全員アリバイがあります。ポアロさんは鉄壁のアリバイを崩し犯人を見つけることができるのでしょうか?

おだやかなリゾートアイランドで白昼堂々と起こった殺人だからこそのタイトルなのでしょうね。

本書は江戸川乱歩が選んだクリスティーの名作ベスト8の1作とされています。

 

 

はぐれ猿は熱帯雨林の夢を見るか 著者:篠田節子 

 

4作の中編が収められた篠田氏の傑作集。

どの作品も、現代から近未来にかけての社会が背景になっています。

謎の生物、未知の物体、不可思議な世界が登場し、スリルとサスペンス、そしてミステリーに満ちています。

展開も早く、文体に無駄がないので、ノンストップで飽きずに最後まで読むことができます。

いつか今の世界もこの書の中にあるようになったりして…なんていう恐怖が、読後に迫ってきます。

 

 

はじめてのルーブル 著者:中野京子

 

ルーブル美術館は芸術大国フランスが誇る世界最高の美術館です。

その所属美術品数は天文学的な数字で、絵画作品だけでも7,500点以上あります。

それも巨匠の描いた名画ばかりとあっては、どれから観賞してよいかわからず、ちょっと困りますね

その数多の絵画作品から、これは見ないといけない!とされる作品を17点ピックアップし、解説付きで紹介しているのが本書です。

なるほど、これは確かに見逃してはいけない、と思う作品ばかりです。

 

 

花埋み  著者:渡辺淳一

 

日本で初めて女性として医者となった荻野吟子の生涯を綴ったストーリー。

女性が学校にも行けなかった時代に、己の信念を突き通した主人公の強靭な精神力には圧倒されます。

また主人公の心理描写を渡辺氏はうなる筆致で見事に描き上げています。

 

 

「場の空気」を読むのが上手な人下手な人 著者:和田秀樹

 

空気の読めない人のことを「KY」と昨今では呼ばれています。

その「KY」にならないためにはどうしたら良いのでしょうか?

本書のよると「空気を読む」ということは皆が口に出して言えない思いをくみ取ることなんだそうです。

「空気を読む」ことができれば、人とのコミュニケーションが上手くはかれるようになれるとも指南してあります。

「KY」になることを避けたい方は必読の書です。

 

 

ハプスブルクの宝剣(上) 著者:藤本ひとみ

 

17世紀のウィーンが舞台となった壮大な物語です。マリア・テレジアが女帝になるまでのストーリーが綴られています。

とはいっても主役は彼女ではありません。彼女を女帝に押し上げたエドァルトという青年が本編の主人公です。

彼は持って生まれた才覚で欧州各地で暗躍し、存亡の危機にあったハプスブルク家を救います。

しかしマリア・テレジアは、政治の表舞台に出ることを許さず、地位や名声を渡すこともしませんでした。

それは彼が過去のある青年であったからです・・・。

藤本氏がの見事な筆致で描き上げた、迫力ある絢爛豪華な愛の歴史物語です。

 

 

ハプスブルクの宝剣(下) 著者:藤本ひとみ

 

 

バラカ 著者:桐野夏生

 

大震災により、東北にある原発全てが爆発し、東日本は放射能に汚染されました。

そのため、立入禁止区域になります。

その区域に残っている動物たちを救うため、ボランティア団体が警戒区域へ入ったところ、一人の幼い少女が発見されました。

少女はただ「バラカ」という言葉しか発しません。

ボランティアの一人が彼女を連れて帰ることになりましたが、彼女にはとんでもない出生の秘密があったのです。

人身売買や災害差別、怪しい宗教団体、etcetc、社会の闇といえる闇が織り込まれた壮絶なダークロマン長編小説です。

 

 

美か、さもなくば死を 著者:林真理子

 

ご存知「anan」で好評連載中の林真理子氏の話題のお洒落を基本にしたエッセイ集。

「美女は得する」ということを、本能的にまたは経験的に知っている氏。

”美”に対する執念!?には悲しいまでに共感を持ってしまいます。

痩せて美女になりたい…でも美味しい物は食べたい…。

すべての女性の持つその悩みである心情がよく描かれていて楽しいですよ!!

 

 

ピカソ 描かれた恋 著者:結城昌子  

世界で最も有名な画家パブロ・ピカソの生涯を8つの分野の視点から紹介した書です。

”20世紀最大の天才画家”と称された彼の実体がここにあります。

また彼の描いた名作も何点か掲載して解説されています。

前ページフルカラーのとても読みやすいアートエッセイです。

ピカソの意外な(?)一面が発見できるかも…!?

 

 

美女入門金言集 著者:林真理子

 

人気雑誌「anan」で連載している氏の今までのエッセイ文から抜粋した名文句ならぬ金言が収集された書です。

7章で構成されており、「マリコの教え」である金言は117句あります。

「いい女」になるためのマル秘本です。

さあ、金言通り、実践して美女になりましょう!!

 

 

美女の七光り 著者:林真理子

 

2009年5月から2010年7月にかけて「anan」で連載されたエッセイをまとめた一冊です。

仲良しの女友達と香港に買い物に行ったら、日本人を全く見かけなかった…!!

数年前のあの日本人の恐るべき買い物熱は何処にいってしまったのか…!?

不況を嘆きながらも、林氏はたくさんお買い物します。

その尽きることのない物欲のエネルギーにはただただ圧倒されるのみ。

人気タレントの神田うのちゃんや川嶋なおみさんも登場して、実に華やかな一冊になっています。

 

 

柩の中の猫  著者:小池真理子

 

直木賞受賞作品の”恋”に作風が似ている中編小説です。主人公は函館に住む画家志望の少女・雅代。

彼女はひょんなことから、東京へ上京し、美術教師である川久保吾郎の家に居候することになります。

その家には吾郎の他に、彼の娘の桃子と猫が一匹がいました。奇妙なとりあわせとはいえ、日々の生活は穏やかで幸福でした。

そんなある日、突然現れた吾郎の恋人により、そのバランスが崩れます。・・・って、ほんと「恋」に似てますネ。

そしてやがて起こる恐るべき事件。ラストのどんでん返しには「うっ!」となりますよ。

 

 

美は惜しみなく奪う 著者:林真理子

 

人気雑誌an・anで連載されている林氏のエッセイシリーズ第8弾です。

2006年11月から2008年2月までの掲載分が収められています。

相変わらず美と食に命をかける林氏。

また今回は神田うのちゃんと麻生あくらちゃんの結婚式のことも書いてあって、内容がより一層華やかになっています。

 

 

美貌と処世 著者:林真理子

 

2006年12月から2007年12月にかけて週刊文春にて連載された林真理子氏のエッセイ本です。

相変わらず、食べること、遊ぶこと、買い物するこに精を出している氏。

日々を楽しく過ごしている様子が伝わってきます。

また当時の世相もよく描かれており、時代の流れもよくわかります。

藤原紀香の結婚、阿部首相の突然の辞任など・・・。

 

 

秘密 著者:東野圭吾

 

自動車部品メーカーに勤務する中年男性が主人公の長編小説です。

彼はごく平凡な生活を送っていましたが、妻と娘が交通事故にあったことにより、世界が一変してしまいました。

妻は亡くなり、一人娘は意識不明の重体になってしまったのです。

しかし、回復の見込みがなかった娘は、奇跡的に目を覚ましました。

ですが、何か奇妙なことを口走るのです。自分は娘の”もなみ”ではなく、妻の”直子”だというのです。

平凡な親子三人に起こった不可思議な現象…。彼らの生活はこれからどうなっていくのでしょうか…!?

 

 

白蓮れんれん 著者:林真理子

 

歌人・柳原白蓮の愛の軌跡を辿った物語。

白蓮について知らない方でも十二分に楽しめます。(というか全く平気)

天皇陛下のいとこにあたる華族出身の人妻・白蓮はなんと年下の平民と家を捨てて駆け落ちをしてしまいます。

「白蓮事件」として歴史に刻まれたこの出来事を、著者は臨場感あふれる筆致でリアルに描ききっています。

天皇陛下の御世であった当時の背景描写もまた見事です。

最後に白蓮が放った「今度もまた女に生まれたい・・・」という言葉は愛を貫いた彼女だから言える科白でしょう。

 

 

美を尽くして天命を待つ 著者:林真理子

 

お洒落のバイブル「anan」で2014年3月から2015年6月まで連載されたおなじみ林氏の美女入門シリーズ第14作目です。

今回は最初から最後までダイエット話に集中していました。

やせたいのに次から次へ美味しい誘いごとがやってきてしまいます。

ダイエット法をあれこれ試してみるのですが、思い通りにいきません。

そんなドタバタ劇が実に痛快なエッセイ書です。

しかし氏が購入したクロコのパーキンは一体いくらするのでしょうか?

貧乏人の私には想像がつきません。

 

 

不夜城 著者:馳星周  

日本人と台湾人の混血である30代半ばの劉健一という名の男性が主人公です。

物語の舞台となるのは、悪党の巣である新宿歌舞伎町。

彼はそこで不法な故買屋を生業にして生きていました。

ある日、彼のかつての相棒であった男性がこの街に戻ってきたため、窮地に追い込まれてしまいます。

その男性は、この街の首領である右腕であった部下を殺害していたからです。

首領は健一にかつての相棒を自分の元へ連れてこいと脅迫します。

健一の運命やいかに…!?

 

 

冬の旅人(上) 著者:皆川博子

 

幼い頃、ブルーベリーの悪魔の画に魅せられた川江環という名の女性が主人公の長編小説です。

環は画才を身につける為、帝政ロシアのフェヴロニア女子修道院へ留学します。

しかしそこでは定型的なイコンを模写するだけであって、彼女の望む画を描くことはできませんでした。

環は修道院を脱出し、エルミタージュで知り合った画学生のヴォロージャの元へ身を寄せます。

そこで自分の描きたい画を模索しますが、政変に巻き込まれ、西シベリアへ行くことになりました。

その地には、後にロシアの政治を操ることになるラスプーチンがいたのです…。

激動の帝政ロシアの地で、自身の内の欲求を表現しようと環は苦悩しながら画を描き続けます。

果たして環は己の望む究極の画を完成させることができるのでしょうか―!?

ロマノフ王朝の最期を見ることになった、日本人画家の数奇な運命の物語です。

 

 

冬の旅人(下) 著者:皆川博子

 

 

プラチナデータ 著者:東野圭吾

 

毛髪一本から人物を特定できるDNAシステムが流用され始めた世界が舞台の長編小説です。

このシステムを構築した二人の天才兄弟が射殺されてしまいました。

現場に残された一本の毛髪から人物を特定すると、二重人格者の神楽龍平の顔が画面に映し出されました。

龍平にはおぼえのないことでしたが、もしかしたらもう一人の自分が行ったかもしれないと疑念をもち、逃亡します。

そして逃げながら、龍平はDNAシステムの隠された秘密を知ることになります…。

 

 

ブラックボックス 著者:篠田節子

 

都心でキャリアウーマンとして活躍していたけれども、会社の不祥事で失脚してしまった栄美。

彼女は逃げるようにして都心を離れ、そして地方都市の食品工場で働くことになりました。

ストーリーは、彼女がその工場で勤務している様子が描かれているところから始まります。

我々が当然のように日々口にしている食物…。

それらを生産し、販売していく過程には、実はおどろおどろしい企業の恐るべき実態があったのです。

権力を駆使して、無理に農地を取り込もうとしたり、コスト制限のために外国人労働者に過酷な労働を強いたりと…。

その中で栄美はどのように生きていくのでしょうか…!?

 

 

ふるあめりかに袖はぬらさじ 著者:有吉佐和子

 

吉原の大火により横浜の遊郭・岩亀桜へ流れ着いた亀遊。

彼女は病にむしばれていたため、その館の片隅に隔離されて暮らしていました。

そして薬師・木下藤吉郎と恋に落ちます

しかしある日、彼女は米人イリウスに見受けを望まれました。

岩亀桜の主人は600両で承知しますが、亀遊は嫌がり、自害してしまいます。

折しも時は江戸末期。

亀遊は死後、攘夷派に支持され、”攘夷女郎”として祭り上げられました。

彼女の死の事実が脚色されていきます…。

 

 

プルタークの物語(上) 著者:阿刀田高

 

世界の名著「プルターク英雄伝」を歴史的背景をふまえて詳らかに紹介した書です。

原書に列挙された英雄の中でも傑物とされる人物を阿刀田氏がピックアップして解釈しています。

かなり分かりやすく著していますが、耳慣れない人物の名や、土地名、そしてごちゃごちゃした歴史の変遷を掴み取るのはちょっと困難かもしれません。でも歴史好きには必読の書です。

古代の政治背景が、現代とそう大差ないということに諧謔があり、そこは楽しめるかも…。

 

 

プルタークの物語(下) 著者:阿刀田高

 

プルタークの物語(上)の続きです。

この巻には誰もが知る「アレクサンドロス」「カエサル」「「アントニウス」が列挙されて、分かりやすく彼らについて著してます。

もちろん世界史史上最も有名な女性の一人、クレオパトラのエピソードについても描かれています。

下巻は著名度の高い人物が多いので、上巻よりは読みやすかもしれません。

 

 

ブルボンの封印(上) 著者:藤本ひとみ

 

時は17世紀半ば。ジョージィ島に住むチャールズとマリエールは仲のよい幼馴染でした。穏やかな島で二人は健やかに育ちました。

しかし二人には共にとんでもない大きな宿命を背負わせれていたのです。

成長した二人は、自らの宿命に立ち向かうため、そして自分の出生を明らかにするため、島を出る決意をします。

チャールズはイギリスへと、そしてマリエールはパリへと。愛し合っていた二人は、将来を誓い合い別れます。

果たして二人は己の真実を見つけることができるのでしょうか・・・!?

フランスが絶頂期を迎える時代を背景に描かれた氏の歴史王朝スペクタルロマンの大作です!

 

 

ブルボンの封印(下) 著者:藤本ひとみ

 

 

変奏曲 著者:姫野カオルコ

 

男女の双子が誕生したときには災いがあると郷戸家に伝えられていました。

その郷戸家に男女の双子として高志と洋子は誕生してしまいました。

切り離すことのできぬ血の絆に縛られて、二人は兄弟でありながら禁断の恋に堕ちていきます。

それは時を越えて、次元を超えても繰り返されるのです。

二人が求めるのは何処へ行ってもお互いだけなのです。

互いに流れる血が引き寄せあうのか、二人はどうしても求めあってしまいます。

幾度生まれ変わろうと、彼らは情愛を重ねることを止められないのです…。

 

 

変態 著者:藤本ひとみ

 

45歳の主人公・奈子はフランスの晩餐会の席で初老の男性からいきなり卑猥な言葉を投げられます。

それが彼女の女としての、官能的な喜びを知ることになる第一歩でした。

タイトル通り”変態”とあるように、普通の恋愛物語ではありません。

普通の女性が男性の調教によって性の喜びに目覚めていく・・・といったエロチックなお話です。

それもナポレオンの妻であったフランス皇后ジョゼフィーヌの回想録をもとに実体験させていくという形でです。

果たして奈子はジョゼフィーヌのように官能的な男を惑わす”女”へと変態するのでしょうか?

 

 

Χωρα 死都 著者:篠田節子

 

共に家庭を持ちながらも、秘められた関係を10年以上に渡って続けてきた一組の男女が主役となっています。

二人が逃避行するかのごとく、短い異国への旅に出かけるところから物語はスタート。

旅の途中、彼らは偶然に変わったヴァイオリンを手に入れます。

しかしそのころから彼らの周囲で奇妙な現象が起こり始めたのです。

廃墟の中で実在しない街が出現したり、いないはずの人々のざわめきが聞こえたり、と。

やがて彼らはこの地に死都のの怨念が渦巻いているのを知るのです・・・。