上高地・高山紀行

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上高地・高山紀行

～夏の奥飛騨を訪れて～

２００８年８月１８日～１９日

1泊２日で家族で上高地・高山へ夏の旅行に行ってきました。

【旅程】

1日目：東京駅－安曇野－上高地ー飛騨高山温泉郷

２日目：飛騨高山ー飛騨古川－高山ラーメン－赤かぶの里－乗鞍畳平ーアルプス平湯街道－東京駅

阪急トラピックスのツアーを利用して１泊２日で家族旅行に行きました。

宿泊先は阪急交通社指定Aランクのホテルで、食事と設備が最高でした。

ただ今回は珍しく天候に恵まれず、２日目はどしゃぶりの中での観光となってしまいましけど・・・。

それでも観光先のあちこちでは名物を買いまくり、楽しい夏の旅となりました。

８月１８日（月）

AM７：３０

夏まっさかり。今年は暑い。ほんとーに暑い。嫌になるくらい暑い。しかも肌にまとわりつくようなじめじめとした暑さだ。

今日も暑くなりそう・・・。そんな中、例によって例のごとく東京駅で家族と待ち合わせをする。集合時間は８時００分。

無事合流した後、わしらは集合場所に向かって東京駅八重洲口の改札から構内を出た。

AM８：００

集合場所は富士屋ホテルの前の駐車場である。いや～歩いた歩いた。八重洲口から結構な距離だった。

こんなところ滅多に足を運ばないから、場所もよくわからなかった。加えて旅行会社から渡された地図も不明瞭だったし。

まあ、とにかく集合時間には到着することができた。ツアー参加のバッジをバス乗車口のところでもらい、バスに乗り込む。

席はなんと一番後ろである。おかけで後方を気にすることなくゆったりと座ることができた。

しかもこのバスはかなりゆったりめでつくられているからかなり乗り心地が良い。

席と席の間隔がかなり広いので、足を思いっきり伸ばしてすわることができるのだ。

これなら長時間のバスの移動も楽勝・・・と思いきや、後ろはゆれるね、かなり・・・。

そんなこんなでバスは長野に向かって走っていく。天気は上々で窓の外の景色が楽しめた。

AM９：００

談合坂到着。最初の休憩である。一番初めの観光地は安曇野で到着予定は１１：３０頃とのこと。先は長い。

わしはすでにかなりおなかすいていたのでここでチキンカツ串を購入した。こういうところの串ものはおいしいと相場は決まっている。

事実おいしかったよ。高かったけどね。一本２５０円なり。

AM１０：３０

諏訪湖到着。またまた休憩。わしはここで昼飯用の栗おこわとおやきを購入した。

おやきは旅好きのメル友T氏からおいしいと聞かされていたので、必ず食べようと決めていたのだ。

おやきは５種類ありどれにしようか迷ったが、結局長野名物の野沢菜おやきを選んだ。

休憩時間終了後、バスは再び目的地に向かって出発した。わしは早速野沢菜おやきを食べようと手を伸ばす。。

おやきはあっつあっつでとてもおいしそうである。わくわくしながらいざ一口・・・。

・・・？？？あまり・・・おいしくない・・・。さらに一口。・・・やはりおいしくない・・・。？？？

結局わしは全部食べきることはできなかった。わしの好みの味じゃないのかも・・・。

と思いきや、やはり同じ種類のおやきを食べた父のさほどおいしくないといっていた。

気をとりなおして栗おこわに今度ははしをつける。・・・おいしくない・・・。これもやはりおいしくなかった。

ごはんに味がないのだ。父もやはり同じ感想を述べていた。ここの休憩所の食品はダメなのかも・・・。

AM１1：３０

最初の観光地である安曇野に到着。ここで３０分の自由時間をいただく。ここはワインの名産地である。

そのためワインの試飲もできるようになっている。なので、早速カウンターへ向かい、試飲させてもらうにした。

ワインは三種類選べるようになっていた。わしは赤をもらった。小さなグラスにほんのちょぴり注がれた赤ワインを一気に喉に流し込む。

とれびあ～ん！うまい！

試飲後は買い物。おいしそうな名産品がいっぱい！特にジャムの取り揃えはすばらしかった。２０種類近くある。

お値段は大体７００円前後。わしは黒ゴマバターを購入した。一個６３０円なり。

その他一個２００円のスコーンを購入。くるみと小豆抹茶をひとつずつ買った。

自由時間終了後、再びバスに乗り込む。さあ、いよいよ上高地だっ！

PM１３：３０

ようやっと上高地に到着。ここで３時間の自由時間をいただく。

わしらはバスターミナルから大正池までの往復することにした。大正池までは大体一時間前後の道のりとのこと。

少し早めのピッチで足を進めた。大正池までの上高地の緑の風景ご覧あれ。

途中地点の田代池に到着。ガイドブック通りの景色があった。

でも曇っちゃっててあんまり綺麗に撮れなかったなあ。ホントはもっと輝いた景色のはず・・・。

ようやっと大正池に到着。しかしのんびりと景色を堪能している時間はない。

一通り景色を楽しんだ後、わしらは再びバスターミナルへ向かって歩き出した。

時間があったらボートとか乗りたかったなあ。

帰りは寄り道しながら・・・。水が冷たいっ・・・！

河童橋付近まで戻ると、ホテルが軒並みに存在するようになった。

わしらは上高地アルペンホテルに入った。ここにはわしの「お目当てのモノが販売している。

それはこのホテルでしか販売されていない宮内庁御用達”ブランドの「長芋の里」だ。

青のりの入ったカステラである。お値段は１６８０円とちと高めだが、宮内庁御用達なのだからそれくらいはするだろう。

わしは早速それを購入。またその近くに「アルプスの星」という星型の箱のお菓子が目に入ったのでこれも購入。

このお菓子ここのホテル限定だという・・・。限定モノに弱いわし。お値段は５５０円。

しかしまだ目当てのモノはある。

それはまたこの地でしか販売していない「ショコラフフォンデ」だ。

それは河童橋付近のホテル白樺荘で販売している。

白樺荘を見つけたわしは颯爽と店内に入り、「ショイコラフォンデ」の購入を申し込んだ。

だが、だ。だが、！なんとショコラフォンデは売切れてしまっていた・・・。やっぱり人気あるのねえ～（泣）。

しか～し！この白樺荘の売店はかなり品揃えが充実している。しかも限定産のおいしそうな御菓子がたーくさんあるのだ。

わしは気を取り直してせっせと限定産のお菓子を買い込んだ。

ミルフィーユケーキ１０５０円、ショコラケーキ８５０円、ブルーベリーケーキ６５０円を購入。

帰宅後これらを食したが、どれも見事においしかった！特にミルフィーユは食べた人たち全員から大絶賛を受けた！

これはおすすめである！お土産にしたらさそかし喜ばれること間違いなし！上高地ってケーキが美味しいんだねえ～。

約３時間の散策を終えて、バスターミナルに帰着。ここでいったん集合写真を撮った後、わしらツアー客はバスに戻った。

あとは後宿泊先のホテルに向かうだけである。

PM１８：００

ようやっとホテルに到着。このホテルは高山市の高台にあった。

ホテルに入る前に館内の説明をするためにホテルの従業員の方がバスに乗り込んできて、一通り説明してくれた。

食事は１８時半からとのこと。その前にお風呂に入って上高地で流した汗を流したかったけど無理そう・・・。

ホテルはさすがAランクというだけあって、綺麗で広かった。

お部屋は洋風でこれまた広いしTVもでかい。

荷物を片付けて、いざ食事へ――。

PM１８：３０

洋風の広間での夕食だった。

献立はゴージャス！待ちに待った飛騨牛である。

味噌和えにしたその肉の美味しいこと美味しいこと。

でもちょっと味噌の味が強すぎないこともない・・・かな・・・？

味噌汁も濃かった。山間の食事はどうやら味噌が濃いモノらしい・・・。

PM１９：３０

楽しい夕食を終了後、売店へ向かう。

なお、このホテルは高山市内へ向かう無料シャトルバスが運行されているが、われわれは疲れきっていたので市内散策はパスした。

この売店は和菓子が充実してた。わしは早速いくつか購入した。

PM２０：００

部屋に戻り、浴衣に着替えお風呂に向かう。風呂場は別棟にあるのだ。

しかも宿泊部屋から歩いて５分くらいかかる・・・。くっ・・・遠いぜ！

でも１０種類以上のお風呂があるというので楽しみだ。

風呂場は別棟の５～７階に設置されていた。６階は休憩所である。

５階と７階で日ごと交代になるらしい。本日の女子風呂は7階なり。

風呂は内と外で確かに１０種類あった。わしは外の風呂にいりびたった。

一番大きな露天浴槽にのんびりとつかり、そこからは夜の高山市内が見下ろした。

とーくまできたな～。

PM２1：３０

のんびりお風呂につかった後、一旦部屋へ戻り、そして下のバーへと足を運んだ。

旅先での食後、風呂後の一杯の酒はわしの楽しみの一つである。それも極上の。

バーにはほとんど人がおらず、ゆったりと静かな時間をいすごすことができた。

名前は忘れしまったが、ホテルオリジナルのカクテルを頼んだ。お値段は９００円。

わしは旅に出たら、必ずそこでしかつくられていない酒を頼む。

今回頼んだオリジナルカクテルは、夏らしく白ワインとライチをミックスさせたものだった。

期待通りのどごしさわやかな味だった。アルコールなのにもかかわらず清涼感が体をかけねける。

すっかりいい気分になった。

小一時間ほどの宵の酒の時間を楽しんだ後、部屋に戻り就寝。

８月１９日（火）

AM４：３０

まだ陽の空けぬうちから起床。こんなに朝早くおきたのにはわけがある。朝風呂を楽しむのだ。

風呂の開館時間は５時からである。颯爽と浴場へ向かう。本日の女子風呂は５階なり。

朝早いせいか誰もいなかった。いやっほう！貸切だぜ！

５階の風呂は７階のつくりとかわらなかった。わしはまた高山市内を見下ろしながら露天風呂につかった。

少し曇っている。雨ふらないといいな・・・。

入浴後、６階で少し休憩。朝食は７時からなのでまだまだ時間はある。

ここはベランダに足湯があるほか、籐のベッドがあるのだ。

足湯に浸かったり、ベッドで寝転びながら高山市内の風景を眺めたりして時間をすごした。

AM７：００

朝食である。和食と洋食から選択できるようになっていた。また洋と和では食事する場所も異なっていた。

両親は和食、わしと姉と子供たちは洋食選んだ。和食は会席風だったが、洋食はバイキングだった。

食事はもちろん美味しかった。特にクロワッサンはサイコーだった。５個も食べてしまいました（＾＾。

（まあ、小さかったからなのだけれども）

両親の話によると和食もかなり美味しかったらしい。とても凝った献立で、朝から飛騨牛が出たらしい。

父は「あんまり美味しくってごはん二杯もおかわりしちゃったよ」とほざいていた・・・。

AM８：００

オプションツアーで飛騨古川に向かう。といっても、バスでの送迎だけだが。３０分の行程を経て到着。

しかし・・・雨が・・・あああ・・・雨が・・・。しかもどしゃぶり・・・。

だが、せっかくこんな遠方まで来たんだ！観光しなきゃ損損。雨ニモ負ケズ風ニモ負ケズで駅で傘を購入し観光へ！

雨の中根性で撮影した古川の街並をご覧あれ。

朝早いというだけあってお店はほとんどしまっていた。しかしそれでも商売根性のある土産物屋を発見！

そこで名物五平餅とみたらし団子を購入。

AM１０：００

再びホテルへ。オプションツアーに参加したわしらはそのままバスで待機。参加しなかったツアー客が乗り込んできた。

全員乗車した後、バスは出発。これから高山名物「高山ラーメン」の試食に行くのだ。

AM１０：３０

「高山らーめん」到着。雨は相変わらず降っている。まあ、土産物屋なのであまり関係ないからいいけど。

さっそくラーメン工場に連れて行かれ、小碗に盛り付けられたラーメンを試食させられた。

んまいっ！これはまじでうまいっ！両親と姉らは早速購入した。なんと一箱５袋入っているラーメンを１０箱も買っていた！

またここは他もみやげ物も充実していた。地酒も揃っている。見ているだけで楽しい場所だった。

AM１１：３０

「赤かぶの里」到着。ここも土産物屋だ。名前の通り赤かぶのお漬物を販売している。

ツアー客はここでこの赤かぶのお漬物を一人一袋づつお土産としてもらった。

これは家に帰った後食したが、なかなか美味だった。ここの土産物屋も品物が充実していたよ。

２０分の自由時間の終了後、バスは本日のメイン観光地である乗鞍に向かった。

しかし雨が・・・雨が・・・。どしゃぶりである。雨だけならまだしも霧まで出ている。しかも濃霧だ。

窓の外は真っ白で何も見えない。そんな中、バスは乗鞍スカイラインをひたすら走る・・・。運転手さん、ご苦労様。

PM１３：００

ようやっと到着。ここで昼食込みの自由時間を一時間半いただく。バスを降りると豪雨が襲ってきた。

あたり一面は霧に覆われて何も見えない。ここは本当に乗鞍なのだろうか？

ダッシュでロッジに駆け込む。食事をする場所は２階にあった。昼飯はすでにオプションで申し込んであり、用意はできている。

お値段は１５００円なり。お味は・・・まあまあ。またしても肉料理である。味が濃かった。

昼食後は本来なら美しい乗鞍の夏の景色を堪能するはずだったが、豪雨でかなわず。わしらは1階の売店でみやげ物を物色した。

ここでスコーン発見！りんごとくるみの二種類あった。三つ入ってて３８０円のお値段。ここの手作りだという。

ちなみにこのスコーンは家に帰ったあと食したがすごくおいしかった！オススメである。

トースターで焼いた後、安曇野で購入した黒ゴマバターをつけて食べたら最高の味わいだった。

PM１３：４０

予定より早い時間に出発。まあ、何も見れないのだから仕方ない。バスはまた霧で覆われたスカイラインをくだっていった。

添乗員さんの話によると、上高地の方は通行禁止になっているという。あああ、昨日は晴れててよかったー！

PM１５：００

アルプス街道平湯に到着。雨は小降りになっていた。

ここは土産物屋なのだが、あまり品数はない。何も買わずにバスに戻る。

これで二日間に渡る観光は道程は終了。あとは帰途のみである。

帰り道は混雑しませんように・・・。

PM１7：００

諏訪湖到着。帰り道の第一回の休憩。ここまでの道のりはスムーズだ。

PM１９：００

談合坂到着。帰途の最後の休憩場所である。

ここのインターチェンジはすごい！何がすごいかっていうと、広くて品数が多いことがである。

しかもやたら混んでるし・・・。みんな何処にいくのだろう？そして何処からきたのだろう？

ここでチビたいやきを購入。バスの中で食べるそれはとてもうまかった。１０個入りで３００円なり。

PM２０：２０

ふえ～。ようやっと東京駅に到着。雨なんか降ってない。

しかし旅はこれで終了ではない。

家族はこれから２１時の特急列車に乗って家に帰らねばならないのだ。

われらは東京駅構内に入り、京葉線ホームに向かって歩く。

ううっ――！なんて遠いんだ――！！なぜ京葉線だけこんなに遠くに作ったのだー！差別だー！

PM２０：４０

たくさんのみやげ物をかかえてようやっと京葉線構内に到着。

家族は無事列車に乗り込んだ。子供たちは早速駅で購入した弁当を食べてる・・・。

どんなに疲れていても食欲だけは衰えないものらしい・・・。誰に似たんだろ？？？

と、２１時。列車出発のベルが鳴る。わしは走り出した列車に向かって手を振り、ホームで家族に別れを告げた。

そしてわしは一人ぼっち・・・。わしも家へ帰らねば・・・。

しかし今回は珍しく天候に恵まれなかったなあ。ほとんど買い物しかしなかったような気がする・・・。

まあ、楽しかったけどさ。

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