お気に入りの古美術品 古今東西関係なく好きな古美術品を選びました。
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第1位 サモトラケのニケ
ルーヴル美術館所蔵の大理石彫刻。 紀元前2世紀ごろの制作で、作者は不明。 海戦の勝利を記念するため、ロードス島民が奉納品として献上したものと言われている。 1863年にトルコのフランス副領事であったシャルル・シャンポワーゾがギリシャのサモトラキ島にて発掘。 復元後はフランスに送られ、ルーヴル美術館の「ダリュの階段踊り場」に置かれ、現在に至る。 |
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第2位 阿修羅像
世界遺産に登録されている興福寺が所有している国宝の仏像。 8世紀ごろの制作で作者は不明。 光明皇后が母である犬養橘三千代の一周忌に八部衆一躯として造立されたといわれている。 三面六臂(さんめんろっぴ)、上半身裸で、上帛(じょうはく)と天衣(てんね)をかけ、胸飾りと臂釧や腕釧をつけ、 裳をまとい、板金剛をはいた姿の写実的な彫刻。 |
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第3位 法隆寺金堂壁画
世界遺産に指定されている法隆寺所蔵の仏教絵画。 アジャンターの石窟群、敦煌莫高窟の壁画とともにアジアの古代仏教絵画を代表する作品。 法隆寺のご本尊を奉っている金堂の天井に吊るされている。(法隆寺金堂は国宝に指定) 天人と鳳凰が飛び交う西域豊かな天蓋図。 1949年に火災により、外陣壁12面は焼損、外陣小壁は粉砕された。 |
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第4位 敦煌莫高窟壁画
中国・敦煌市鳴沙山の東側絶壁に築かれた石窟群内にある壁画。 敦煌莫高窟は世界遺産に指定。 断壁に南北1600メートルに渡って掘られた600余の洞窟の中一面に、仏伝・本生譚・千仏が描かれている。 尚、仏像塑像はその中に2400体余りある。 |
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第5位 吉祥天女像
鬼子母神の娘かつ毘沙門天の妻である五殻豊穣の幸福の女神・吉祥天女をかたどった仏像。 738年行基によって開かれたという浄瑠璃寺が所有し、重要文化財に指定。 作者と制作年代は不明だが、延暦二年に浄瑠璃寺の本堂に奉られたと伝えられている。 春・秋・正月の寺の定める期間にしか拝謁することができない秘仏。 |
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第6位 宝冠弥勒
京都最古の寺院である広隆寺の霊宝殿に奉られている仏像。国宝に指定。 作者と制作年代は不明だが、日本書紀記載の推古31年新羅から伝来したものとされる説がある。 衆生を救うという菩薩釈迦の滅後、5億7600万年後に釈迦の救いにもれた人々を救いに下界にやってくるとい う弥勒菩薩をかたどった彫刻。 |
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第7位 空也上人像
空也上人により開創された六波羅蜜寺が所有している仏像。重要文化財に指定。 運慶の四男康勝の作で平安後期〜鎌倉初期の作品と推定されている。 胸に金鼓を、右手に撞木を、左手に鹿の杖をつき、膝を露に草鞋をはき、念仏を唱える口から六体の阿弥陀が 現れたという伝承をかたどった写実彫刻。 尚、6体の阿弥陀とは「南無阿弥陀仏」のこと。 |
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第8位 ミロのヴィーナス
ルーヴル美術館に所蔵されている大理石彫刻。 1820年に農夫ヨルゴスがエーゲ海のメロス島で発見。後にトルコ人官史に没収される。 その後フランス人海軍提督がフランス大使へ依頼し、トルコ政府から買い上げた。 そして修復後にルイ18世紀へ献上。その後ルーブル美術館に寄付され、現在に至る。 |
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第9位 阿弥陀如来立像
空海の高弟・真紹が開いた禅林寺が所有している仏像。重要文化財に指定。 平安後期〜鎌倉初期に制作されたと推定されているが、作者は不明。 永観50歳の時、ある日須弥壇に奉ってあった阿弥陀がおりてきて永観を先導して行道しはじめた。 驚いて立ち尽くす永観を振り向いて「永観おそし」と言ったという。 そのときの姿を写実的に表現した仏像。 |
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第10位 地獄草子
東京国立博物館に所蔵されている平安時代のやまと絵。国宝に指定。 生前に犯した罪業によって堕ちるさまざまな地獄の有様を描いた絵巻。 『正法念処経』の経文を解りやすい和文になおして詞書とし,それに対応する絵を添える。 平安末期に流行した六道思想に基づくもので,罪人が種々の責苦に苛まれる苦悩と戦慄の模様を,赤と黒を 主体とした色調で効果的に表現する。火焔地獄など四場面が描かれる。 【画像と文は東京国立博物館HPより転載】 |
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