John Melhuish Strudwick

ジョン・メリッシュ・ストラドヴィック

イギリス ロンドン出身

1849-1937

 ラファエル前派

 


 

 

”林檎は黄金色にして歌声甘美なれど夏すでに過ぎ”

1906年

マンチェスター市立美術館所蔵

 

 

 

 

 

 

ラファエル前派の一人であるジョン・メリッシュ・ストラドヴィックは1849年にロンドンで生まれました。

成長するとセント・セイヴァーズ・グラマー・スクールに通い、商売で生計を立てようとしますが、それを嫌悪し拒否します。

そして美術を学ぶためにサウス・ケジントンとロイヤル・アカデミーへ入学しました。

そこで彼は自由闊達なスタイルで作品を描き、色彩感覚を賞賛されます。

しかしロイヤル・アカデミー展にはなかなか入賞することができませんでした。

1870年代前半からはラファエル前派の巨匠であるスタナップとバーン=ジョーンズのアトリエで助手として働き始めます。

そして1876年ついに「言葉のない歌」という作品がアカデミー展に入賞するのです。

当時において風変わりではあったものの、高度な技術で描かれたこの作品は、人々から大絶賛されました。

それまでのストラドヴィックに対する評価は低く、歴史的な古いスタイルの模倣者でしかないと批評されていましたが、この作品から一変します。

劇作家バーナード・ジョーは彼についてこう語りました。

「彼の作品の中に14世紀はない。ただし過去を受け継いだ幸運な人々であれば皆持ち合わせている、美を求める深い感情と情熱を除いては」  

 


<ジョン
・メリッシュ・ストラッドウィックの作品>

 

イザベラとバジルの鉢

1879年

モルガンコレクション 

 

 


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