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「座る裸婦」 アメディオ・モディリアーニ 1916年制作 コートールド美術館所蔵
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モディリアーニは、その短い生涯のうちに、数多くの裸婦像を描きました。 本作品「座る裸婦」もそのうちの1つで、最も美しい裸婦と評され、また彼の代表作ともなっています。 その本作はタイトル通り、全裸の女性が腰かけたポーズをとって、少し抽象的に描かれています。 瞼を閉じた顔は右肩にかかり、長い手は身体の後ろに伸ばしています。 女性の身体が最も美しくみえるポーズです。 髪は自然に流れる様にして、一房だけ乳房にかかっていて、とても扇情的です。 大腿部の箇所は少し太すぎるように思われますが、その分腰のくびれが引き立ち、全体的に素晴らしいプロポーションです。 またたわわに実った水密桃を思わせる両の乳房も美しく目を引きます。 背景は青灰色と赤色で画面を二分割するように配色されており、女性の裸身を一層美しく見せています。 何より素晴らしいのは、女性の表情です。 瞳を閉じた表情は沈思黙考しているかのようで、静謐な美を感じます。 この裸身の女性は閉じた瞼の中で何を見て、何を思っているのでしょうか。
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