ティアーズ・オブ・ザ・サン 男達の命を賭けた戦いが、今始まる・・・!

2003年米国作
監督:アントワン・フークア
出演:ブルース・ウィルス/モニカ・ベルッチ
【あらすじ】
アフリカ・ナイジェリアで内戦が勃発。クーデターを起こした反乱軍により、大統領一家が皆殺しにされた。
そして前大統領を支持するものは全て抹殺という反乱軍の指令の下、ナイジェリアは一気に戦乱の地と化した。
その中で医療活動を行う、女医リー・ケンドリック。彼女を救うため、米国は海軍特殊異部隊を出動させた。
そのウォーター大尉率いる7人の特殊部隊は内戦下のナイジェリアに潜入。無事女医を見つけ出しすことに成功する。
彼らは女医を救出しようとするが、彼女はここにいる避難民を置いてはいけないと言う。
なんとしてもここから彼女を連れ出さねければならないウォーター大尉は、避難民も救助することを承諾し、リーナと彼らを連れて救助地帯へ
向かうことになった。
だがそれはリーナを連れ出すための偽りだった。大尉はそこでリーナだけをヘリに乗せ、避難民を置き去りにし、海軍基地へと戻ってしまう。
これで任務は完了。・・・の、はずだった。
だが、彼は基地へ戻る途中信じられない言葉を口にするのである。「引き返せ」、と。
彼は見たのだ。
村に残った避難民たちが虐殺されたその様を。
天まで上るどす黒い炎が村を覆いつくしたその様を。
村人達の流血で海が赤く染まったその様を。
ヘリの中から泣き叫ぶ悲痛な女医の姿を。
大尉の命令通り、ヘリは避難民たちのところへ戻った。
そして8人の戦士たちの命をかけた戦いが始まった・・・!
【翡翠の勝手に作品解説】
現実に則しているが、現実には全くありえないストーリーである。
善悪を明確にし、米国軍を完全な正義の味方とさせている。
映画自体は素晴らしい出来であったのにも関わらず、その勧善懲悪的な描写により、あまり支持されなかったらしい。
でもわしはこの映画が好きである。それは8人の戦士たちが恐ろしほど「かっこいい」からだ。
これはあくまで映画での出来事であるので、見て楽しめればそれでよいのである。
架空の上のストーリーとわかった上で鑑賞すれば、それを充分に楽しめるのだ。
少年ジャンプの「北斗の拳」のように・・・。
この映画に登場する大尉と7人の戦死たちは、男はこうでなくっちゃっ!、軍人はこうあるべきだ!という誰もが夢想する理想の姿で
描かれている。だから皆よだれがでるほどかっこいい。
それがシーンのあちこちで見られる
反乱軍兵士に襲われている女性を助けて毛布をかけ、「助けにきたぞ!かくれろ!」とか、
虐待している兵士を捕まえて「きさまそれでも人間かっ!?」と罵倒しながら一撃で倒したりとか、
救助地帯への移動中、避難民たちに自分の食料を分け与えたりとか、
銃弾吹きすさぶ中倒れた避難民を救うため身を投げ出してその体の上に覆いかぶさったりとか・・・。
とりわけ注目したいのは、気を失ったリーナを大尉が救うシーンである。
銃弾の嵐の中、「リーナッ!!」と叫びながら倒れている彼女のところへ駆け寄る彼の姿は最高に「かっこいい」。
自分の名前を呼ばれた訳でもないのに、何故か胸がどきっ、とする。
倒れた彼女を抱き起こし、その後彼女の体を肩に担いでサバンナの戦場を駆け抜ける姿は、誰もが感動したであろう。
これは男女関係なく憧憬を持つ場面である。
8人の戦士を演じた俳優陣は、この映画に出演するために、実際の特殊海軍部隊の訓練を受けているという。
そのため、この映画で最も賞賛を受けた最後の戦闘シーンは、臨場感にあふれた素晴らしい出来となっている。
このシーンを見るだけでも、この映画を見る価値はあるだろう。
つっこみどころはたくさんあって(他のサイトのレビューで多々書かれているのでここでは省くことにする)、勧善懲悪的な描き方を非難されては
いるものの、素晴らしい映画であることには間違いない。
繰り返すようだが、わしはこの映画が大好きだ。
戦場を駆け抜ける8人の戦士たちを、目からハートマークを飛び出させながら、最後まで興奮しまくって見ましたよ(ドクにLOVE♪)。
まあ、まだ見ていない方。堅苦しく考えず、頭を使わずに見てください。
しかし罪なことするなあ。この映画を見て一体何人の若者が米国軍に志願したんだろ・・・?
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