欲望の聖女 令嬢テレジア

著者:森園みるく

 

 

 

人気作家・藤本ひとみ氏の著書「令嬢テレジアと華麗なる愛人たち」を漫画家した作品です。

時はフランス革命時代。ブルボン王朝が衰退の途を辿り始めた激動の世の頃のお話です。

主人公はテレジア・カバリュスという実に魅惑的な女性。後に彼女は「テルミドールの聖母」と称され、その名を歴史上に残します。

王妃マリー・アントワネットが処刑された後、フランスを支配したのは革命家ロベスピエール。

彼は圧倒的な支配力で恐怖政治を敷き、人民を恐怖に陥れました。

その彼を断頭台に送ったのがこのテレジアなのです。

彼女はその類まれな美貌と英知で、ロベスピエールの手先であったタリアンを懐柔し、最後には彼の妻におさまります。

と、真面目な歴史のお話に思えますが、内容はかなりエロテッィクです。

官能的な漫画を多く描いた森園みるく氏が画を描いているから尚更ですね。

だから歴史にそれほど興味がなくても楽しんで読めます。

また当時の貴族の生活習慣や流行もわかってこれもまた面白いです。

テレジアはその生涯においてたくさんの男性と愛し合い、子供も10人(全員父親は別!)生んだ凄い女傑です。

そして彼女の恋愛の相手となった男性はみなお金もちなハンサムさんばかりでした。

全くうらやましい限りです・・・。

 

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