レナード現象には理由がある
著者:川原泉 |
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カーラ教授の読みきり形式の学園ラヴ・コメディ作品。 偏差値のめっちゃ高い私立・彰英高校が舞台となっており、そこの生徒たちが主人公になっています。 本作では4つのストーリーが収録されています。 「レナード現象には理由がある」 「ドングリにもほどがある」 「あの子の背中に羽がある」 「真面目な人には裏がある」 ”恋にもいろんな形がある”とフレーズがつけられている通り、タイプの異なったヒーローたちが登場します。 お家が病院で将来は医者になるという学年トップの穂高くん。 高校生なのにベストセラー作家の文学青年友成くん。 柔道国体準優勝者の体育会系男の保科くん。 ナンパ成功率90%を誇るたらしのたっくんこと塔宮くん。 どの少年も少女なら憧れる王子様たちです。 それぞれがそれぞれの恋愛を展開していきます。 彼らのヒロインとなる少女たちは男性がみな違うタイプなのに反し、みなボノボノ系。 このあたりが川原作品ならでの味わいとなっています。 以前の氏の作品と比較すると大分ネームが少なくなっており、また線がかっきりとしています。 読みやすいといえば読みやすくなっているかもしれません。 作品全体に広がるほんわかムードは昔のままですが・・・。 個人的には友成くん・亘理さんカップルが好きでした。 亘理さんがうさぎのきぐるみでフラフープしてる姿は最高にキュートです。 こんなキャラは川原教授しかかけないと思います。 ぜひ読んでみてくださいね♪
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