官能小説
著者:藤井みつる |
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日本の会社の縮図がここにあります・・・! 主人公は中堅不動産会社・経理部に勤務する28歳のOLさんです(肩書きは主任)。 彼女は真面目で自分に厳しい分他人にも厳しいため、会社で「小局」と呼ばれていました。 (「お局」と呼ばれないのは他にきちんといるから。ちなみにこの「お局」さんも相当なもの・・・) 何一つ悪いことはしていなく、それどころか人一倍仕事熱心なのに会社で孤立してしまってるのです・・・。 そんな主人公に共感を持つ女性は多いのではないでしょうか? 実際、本作品は日本中のOLさんたちから支持されたそうです。 そしてストーリーも、フィクションとは思えない仕上がりとなっています。 タイトル通り官能的なシーンもありますが、それがメインではありません(と思う)。 主人公・彩はあることがきっかけとなって、同じ会社にいる6歳年下の営業マンとつきあうようになりました。 その彼との恋愛は障害だらけ(とういか障害しかない)ですが、読者は誰も「やめろ」なんて思わないのです。 それどころか「がんばれがんばれ」と思わずエールを送ってしまいたくなるくらいです。 けれどラストはハッピーエンドにはなりません。(自分はそう思いました)。 それはやはりストーリーが現実に即しているからでしょう。 二人ラヴラヴの状態で完結してしまったら、「やっぱり漫画だもん。現実はこんなにうまくいかないよ」と読者は思ってしまうはず。 最後は二人の今後の行方を読者の想像に任せる形で終了しています。 二人の未来はあなたたちの未来でもある・・・!未来を創るのあなたです・・・!!
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